省エネ・創エネに強い家造りのプロ
プロTOP:佐藤正巳プロのご紹介
高性能な省エネ住宅・ゼロエネ住宅を、安く、満足度高く(2/3)
住宅の性能、コストパフォーマンスをとことん追求
佐藤さんが教えてくれたのは、住宅の断熱性能を比較する際に役立つ「UA(ユーエー)値」という値です。「外皮熱貫流率」とも言い、一定の時間あたり、どれだけエネルギーが失われるか(どのくらい外に熱が逃げていくか)を示します。この数値が小さいほど断熱性能が高いといえます。
UA値の基準値は地域ごとに異なり、国が推奨する秋田県の基準値は0.56W/㎡・K以下、北海道は0.46W/㎡・K以下。それに対し、太田工業が造る住宅のUA値は、0.27〜0.25W/㎡・Kだそう。北海道の基準値をも越える断熱性能を誇ります。
「何もそこまでやらなくても…と言われることもありますが、性能で妥協はしたくないんです。お客様の予算内でいかに性能の良い、省エネ性に優れた家を建てられるか。材料の仕入れを工夫するなどして、“良い住宅をより安く”に挑んでいます」
その実力が垣間見えるエピソードがあります。東日本大震災が発生した2011年3月、秋田県内では停電が発生し、外で雪が舞う中、暖房機器が使えなくなった家が多数ありました。そんな中、太田工業で家を建てたあるお客さまのお宅では、停電が発生した翌日でも室温は20℃を保ち、さらにその翌日も19℃あり、暖房いらずだったそうです。
こうした住宅性能に加え、太田工業は“コスパ”の良さでも喜ばれています。「お客様からいただく費用の多くをできるだけ建築費にまわして住宅性能を上げられるよう、経費や人件費、マージンをとことんカットしています」
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